夏の終わり。スカルグレイモン。

夏が終わる。鈴虫の声や閉じかけの窓。なんだかもう一気に秋だ。上着を着始めた。手首に布が当たる感覚がなんだか少し懐かしい。

9月にはいつも独特の焦燥感や寂しさが付きまとう。やり残した宿題なんてもうないのに。

そういえば小学生のときはとことん宿題をやらない子どもだった。たまの気まぐれで提出するときは、朝早く登校して通学路途中の公園で宿題を終わらせるという合理的なんだかそうじゃないんだかよくわかんないことをしていた。あの頃から僕には嫌なことを先延ばしにする癖があったんだと思う。それか単純に頭の残念な子どもだったのか。

 

そんな残念な子どもが時間を経て、現在、体の不調を頻繁に感じるようになった。寒いんです。公共施設のエアコンの温度設定が、外気が。ババアかよと自分でも思ってしまう。僕の正統進化はジジイのはずなのに、いつのまにかスカルグレイモンだ。

それと「腰痛」「肩凝り」という言葉に反応するようにもなってしまった。Amazonのほしいものリストに腰痛予防グッズが3つ入ってるこの現状はなんなんだよ。僕は22歳になりたての若人様だぞ。人生における盛夏の時期にこんな体たらくだ。全く情けなくて泣けてくる。

 

僕だってこんなはずじゃなかったんだよ、アグモン